時間

【時間】通勤時間は1秒でも減らそう

かげつ

今日は「通勤時間」について話します。

結論からいうと、私は「会社の徒歩圏内に住め」論者です。もっと言えば「通勤が必要ない状態」を目指すことをオススメしています。

通勤時間ほどムダな時間は無い

「通勤時間」は「グチをこぼすだけの飲み会」「目的は無いけど定例でやっているミーティング」と並び、社会人の3大ムダな時間です。

通勤に時間をかけるデメリットは、パッと思いつくだけでも以下のようなものがあります。

  • 体力を消耗する
  • 終電の時間にしばられる
  • 飲んだ翌日の遅刻リスクが高まる
  • 感染症リスクが高まる

通勤時間を活用してスマホで勉強している人も見かけますね。とても良いことだと思うのですが、そもそも通勤をしなければ、家で集中して勉強できます。

年間の通勤時間を計算してみよう

一度、自分が通勤にかけている時間を計算してみましょう。

僕の例でお話します。僕は新卒から27歳までの約5年、渋谷で働いていました。住んでいたのは埼玉県和光市。

「始発駅で座って楽に通勤できるから」という理由で選びました。駅から徒歩15分の場所で、家賃は8万円くらい。

通勤はドアtoドアで片道70分。1年に240日働くとして、年間560時間を通勤に使っている計算です。今考えると、ありえない愚行です。560時間あれば、資格も取れるし副業も始められます。

ちなみに、当時は渋谷で遅くまで飲んで終電を逃すことも多かったです。タクシーで2万円かけて帰ることも。

会社の近くに住む=時間をお金で買う

ここまで読んで何となく分かった方が多いかと思いますが、会社の近くに住むことは、通勤でムダになるはずの時間をお金で買う行為です。

お金は歳をとってからでも、いくらでも稼ぐ方法がありますが、時間は何をどうやっても絶対に返ってきません。ですから、お金で買える時間は積極的に買うべきなのです。

会社員を続けていると、どうしても「自分は時間を提供する側」という意識が染みつきます。それではもったいないと思うのです。

極論を言えば、我々のような一般人が住むのが厳しい場所は、丸の内や銀座くらいです。渋谷だって新宿だって、探せば案外、物件はあります。

お金を稼いでから近くに住むのではなく、近くに住むからお金を稼ぐ時間が生まれます。これは超重要なことです。

好きな街で職住をまとめよう

突然ですが、好きな街はありませんか?

僕の場合は福岡が好きな街でした。小学生の頃に少し住んでおり、思い入れがありましたが、27歳になった夏に旅行で再訪し、料理の美味しさや人情味に感動したのです。

「ああ、福岡に住みたい」と感じた僕は、本能のおもむくまま、それから半年で渋谷の会社を辞めて福岡に移住しました。今でもこれは人生で下したベストな選択でした。

僕は風水は信じていませんが、住む場所で心身の状態や仕事のパフォーマンスが変わるのは確かです。ぜひ自分の好きな街で職住をまとめてみましょう。

通勤が必要ない幸せ

最終的には通勤が必要ない状態を目指しましょう。リモートワークができる会社に転職したり、起業したり、方法はいくらでもあります。

通勤が無くなると、時間の使い方にハリが出て、人生の幸福度が一気に高まります。

僕は大して稼いでもいない、しがない自営業者ですが、それでも通勤時間(というより、他者に干渉される時間)が減らせたことだけで大満足です。

ぜひご自身の「通勤時間」に向き合う時間を、ぜひ取ってみてください。

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