宅建士試験が難化している理由3つ【難易度が上がる前に取ろう】
・宅建の難易度は上がっているの?
・今受けるべきなの?
・どうやったら宅建に受かるの?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
実は宅建士試験の難易度は上がっています。
なぜなら、複雑な問題が増え、受験生全体のレベルも上がっているからです。
本記事では以下の内容をお話しします。
・宅建士試験が難化している理由3つ
・合格率を見ても意味が無い
・宅建に受かるための勉強のコツ3つ
記事を最後まで読めば、宅建が難化している理由がよく分かります。3分ほどでサクっと読める記事なので、ぜひお付き合いください!
宅建士試験は難化している
宅建士試験は難化しています。その理由は以下の3つです。
・問題が難しくなっている
・受験者数が増加している
・受験者のレベルが上がっている
それぞれの理由をくわしく解説していきます。
理由①:問題が難しくなっている
最近の宅建の問題は難しくなっています。
というのも、「個数式」の問題が増えているからです。
宅建には「択一式」と「個数式」の2パターンの問題があります。
択一式
正しい選択肢(または誤っている選択)を1つ選ぶ問題です。
個数式
正しい選択肢(または誤っている選択)の個数を答える問題です。
明らかに個数式の方が難しいです。なぜなら、全ての選択肢の正誤が分からないと解けないからです。
最近の宅建士試験では、個数式の問題が増えてきています。これが難化の大きな理由です。中途半端な知識では受かりづらくなっています。
理由②:受験者数が増加している
宅建の受験者数の増加も難化の理由の1つです。なぜなら、宅建は実質的には相対評価の試験だから。
宅建を受けるなら、絶対評価と相対評価の違いは理解しておく必要があります。
絶対評価 | 合格点が最初から決まっている試験(簿記など) |
相対評価 | 受験者の上位●%くらいが合格するよう、合格点が調整される試験(宅建など) |
簿記のような「絶対評価」の試験なら、いくら受験生が増えようが自分が70点を取れれば絶対に受かります。しかし宅建はあくまで周りの受験生との勝負。
ライバルが増えるとそれだけ倒さないといけない人が増えるわけで、難易度が上がると言えます。
理由③:受験者のレベルが上がっている
受験者は、数が増えただけではなく、全体のレベルも上がっています。
なぜなら、YouTubeやSNSなどで手軽に勉強のコツが手に入る時代になったからです。
予備校に通わず、スマホ1台でどこでも勉強できる環境が、受験者のレベルを底上げしています。
理由②で説明した通り宅建は実質的には相対評価の試験。受験生のレベルの底上げは難易度アップを意味します。
◆◆
以上が宅建士試験が難化している理由でした。
受験生全体の合格率を見ても意味が無い【相対評価】
ここまで読んだ人は察しがついていると思いますが、合格率に意味はありません。
なぜなら宅建士は相対評価の試験だから。
上位15~17%くらいが受かるように合格点が調整されているんですよね。だから合格率は毎年あんまり変わらない。
でも、前の章で言ったように問題や受験生のレベルは上がってるんです。
「合格率がほぼ変わらないから難易度は上がってない!」なんて勘違いをしないように気をつけましょうね。大事なのは「あなたの合格率」をアップさせることです。
今後もハードルは上がり続ける
残念ながら、今後も宅建士に合格するハードルは上がり続けるでしょう。情報は今後ますますあふれていくからです。
「スマホでサクっと情報収集する受験生が増える」→「全体のレベルが上がる」→「問題が難しくなる」→「合格最低点も上がる」という感じで、負の?スパイラルが続いていきます。
いつか取ろうって待っている間にも、どんどん合格は難しくなるんです。
だから、本気で宅建士になりたい人は、今日から勉強を始めるのがベストです。
でも今なら大丈夫です。以下の記事を読み、今日から対策を始めてください。
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