宅建に「完全にまぐれで受かった」は絶対ウソ【17兆6千億分の1】
友達が「完全にまぐれで宅建に受かった!」と言ってた。マークシート式だしまぐれで受かることもあるのかな?そんなに簡単なら受けてみたいんだけど…
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・完全まぐれで受かることはない
・人がいう「まぐれ」はあてにならない
・38点を目指せば受かる
結論からいうと、完全なまぐれで受かるのは絶対にムリです。「まぐれで受かった」と言ってる人ほど、実は結構勉強してます。
この記事を読めば、「まぐれ」に期待せず、あなたの合格率を高める方法がわかります。実際に宅建に合格した私の体験をもとにお話しするので、安心して読んでください。
宅建に完全なまぐれで受かる確率は17兆6千億分の1
17,656,901,769,215 分の1。
ケタが多すぎて読めませんね。17兆6千億分の1です。
これが「完全まぐれで宅建に合格する確率」です。もっと正確に言うと「全50問、4択の試験で完全ランダムに解答して、38点以上取れる確率」になります。
宅建の合格点の最高は2020年(10月)の38点。ですから、38点取れば合格できると考えてOKです。
ちなみに、サマージャンボ宝くじで1等に当たる確率が1千万分の1。つまり宝くじ1等のほうが176万倍当たりやすい計算になります。
つまり「完全まぐれで受かった」は絶対にウソです。そんな強運の持ち主がいるなら、ぜひロト6の予想でも聞いてみたいです。
合格者が「まぐれで受かった」と言う理由2つ
合格者の中には、「まぐれで受かった」と言う人が少なくありません。なんでそんな言い方をするのか。理由は以下2つです。
理由①:すごい人と思われたいから
これが大半でしょう。「あんまり勉強しないで受かったすごい人」に見られたいんです。
中学生のころ、テストが終わった後に「あ~、全然解けなかったわ~」って言いながら90点くらい取ってるウザイ同級生がいませんでしたか?それと同じ人種です。
一生懸命勉強したよって素直に言えばいいのに、、、と感じますね。
理由②:謙遜してるから
理由の2つ目は単なる謙遜です。「自分の実力は大したことないんですが、たまたま勘が当たって結果が出ました」的な。
こちらはそつなく仕事をこなすサラリーマンに多いです。
断言しますが「まぐれで受かった」と言う人は、だいたい30点くらいの実力はちゃんと身につけてるんです。それに加えて、勘もさえてたから受かった。これが実態です。
【現実】30問確実に解ければまぐれでも受かる
確実に解ける問題が30問あれば、残り20問のうち8問正解で合格できますね。
期待値で計算すると20問×1/4=5点。もう3点たまたま取れたら合格です。ここまでくるとようやく「まぐれ合格」が見えてきます。
最近の宅建は難しいので、「30問は取れるぞ!」くらいの状態では安心して合格できません。
私も、まぐれ狙いで1点足りずに落ちた苦い経験があります。「もう1点分の勉強を、ちゃんとしておくべきだった…」という後悔が半端なかったです。
じゃあどうすればいいのか。結局、38点以上を確実に取るしかありません。
結局、38点以上を確実に取るしかない
38点を取れるプランを立てて臨みましょう。4つの科目ごとに以下の点数を目標にするのがおすすめです。
科目 | 目標点数 |
民法(権利関係) | 8点/14点 |
宅建業法 | 18点/20点 |
法令上の制限 | 6点/8点 |
その他の法令 | 6点/8点 |
合計 | 38点/50点 |
メイン科目の宅建業法は完ぺきに仕上げて満点を目指します。一方で、民法(権利関係)は難解なので深追いせず、半分ちょっと取れればOK。
合格点が取れる実力が身につけば、本番の緊張で何問か外しても、ほかの問題の「まぐれ」でカバーできて合格できます。
「とりあえず30~35点くらい取れればいいや」と「必ず38点を超えてやる!」って人の差は大きいです。最近の宅建は難しいので、ぜひ38点以上を取るつもりで勉強しましょう。
あまり勉強せずに受かる方法たった1つ
この記事を読んでいるあなたは「勉強は嫌い。できればあまり勉強せずに宅建に受かりたいんだよね・・・」と思っていませんか?
そのような人には通信講座を使った勉強がおすすめです。なぜなら、通信講座はYouTubeをダラダラと見る感覚で学べて「勉強してる感」が少ないからです。
実際、市販テキストの独学や大手予備校で挫折した私も、 通信講座のスタディングに切り替えたら無事に合格できました。スタディングの画面は以下のような感じ。YouTube感すごいですよね。
実際にスタディングを使って合格するまでの過程を、以下記事にまとめています。これから宅建にチャレンジする方は、ぜひ参考にしてくださいね!
まとめ
今日から38点を目指して勉強を始めましょう。結局、マジメに勉強して準備できた人が合格できます。
宅建は毎年20万人以上が受ける試験。それだけのライバルに勝つためには、今日から勉強するしかありません。
私が実際に使って合格したスタディングなら、たった30秒で無料体験講座を始められます。まずはサクっと勉強をはじめてみましょう。
今回は以上です。