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本記事の内容
・宅建のおすすめ過去問題集5選
・過去問題集選びの注意点3つ
・過去問で勉強するコツ3つ
本記事の執筆者
宅建は人気資格なので数多くの過去問題集が販売されています。今回はそんな中から、実際に独学でチャレンジしたわたしが本当におすすめできると過去問題集5冊を紹介します。
記事の後半では、過去問を使った勉強のコツについてもお話しします。わたしが受験前に知りたかったことを話していくので、安心して読んでくださいね。
前置きはこの辺にして、さっそくはじめていきましょう!
宅建の勉強をはじめたばかりの人は「宅建の独学合格ロードマップ」から読んでいただくと、より理解が深まりますよ。
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宅建の独学合格ロードマップ【全8記事で解説】
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もくじ
【厳選】宅建のおすすめ過去問題集5選
わたしがおすすめする過去問題集は以下5冊です!
それぞれの特長を簡潔に紹介していきますね。
1冊目:『みんなが欲しかった!宅建士の問題集』
最初にご紹介するのは『みんなが欲しかった!宅建士の問題集』。大手予備校のTACで宅建士・FP・簿記などの講義を担当する滝澤ななみさんの本です。
おすすめポイント
出題頻度の高い問題290問を厳選して収録していて、ムダなく勉強できます。過去問の解き方を説明した動画がついているのもGOOD。

2冊目:『みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集』
2冊目は『みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集』。1冊目と同じくTACの本ですが、こちらは12年分の問題(600問)を全て収録したものになります。
おすすめポイント
問題のレベルが低い年度から順に勉強できるので、初めての人でも安心して勉強できます。

3冊目:『わかって合格(うか)る宅建 一問一答セレクト600』
3冊目は『わかって合格(うか)る宅建 一問一答セレクト600』。こちらは一問一答形式の問題集です。
一問一答とは?
1つの文章を読み、それが正しいか間違っているかを判断する問題です。
おすすめポイント
選択肢が正しいかどうかの見きわめ方をくわしく解説しています。

4冊目:『らくらく宅建塾過去問集』
4冊目は『らくらく宅建塾過去問集』。宅建士専門の予備校「宅建学院」が出版しているテキストです。
おすすめポイント
他社と比べて解説がボリューミーです。1つ1つの問題をていねいに解きたい人向けです。

5冊目:『どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問』
最後に紹介するのは『どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問』。不動産系の資格に強い予備校「日建学院」が出版しているテキストです。
おすすめポイント
分野別×論点(テーマ)別に問題が整理されていて、苦手な部分だけ重点的に勉強するのに最適です。

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以上がおすすめのテキスト5冊でした。気に入った本はありましたか?次章では過去問題集選びのコツをお伝えしていきます!
過去問題集選びの注意点3つ
過去問題集を選ぶときの注意点は以下3つ。
・ケチらずに最新版を買う
・大手予備校が出してる本を買う
・立ち読みしてから買う
注意点①ケチらずに最新版を買う
過去問題集は必ず最新版を新品で買いましょう。なぜなら最新の本でないと法改正に対応できないからです。
宅建では宅建業法や民法(権利関係)などの法改正が頻繁に出題されます。古い過去問題集で勉強すると誤った知識を身につけてしまうリスクがあります。
中古の本を買った方が安いですが、資格試験という人生の1大イベントですから、必要なお金はしっかりかけるのがおすすめです。
注意点②大手予備校が出してる本を買う
過去問題集は大手予備校が出版しているものを買いましょう。
と言うのも、大手予備校は宅建対策のノウハウが圧倒的に蓄積されていて基本的に質が高いからです。
ちなみに無料の過去問解説サイトで勉強するのはおすすめできません。法改正がきちんと反映されている保証がないからです。大手予備校なら時間とお金をかけて法改正に対応しています。
注意点③立ち読みしてから買う
テキストはできるだけ立ち読みしてから買いましょう。なぜなら、文章やデザインが自分好みのものでないと勉強が続かないからです。
Amazonや楽天ブックスで中身が見られる本もありますし、近くに大きな書店がある人は、足を運んでみましょう。立ち読みの際は以下のポイントを確認すると良いですよ!
・説明の文章が固すぎないか
・図やイラストは見やすいと感じるか
・持ち運びしやすか
過去問で勉強する際のコツ3つ
ここからは、過去問題集を使って勉強する際のコツについてお話しします。ポイントは以下3つ。
・テキスト1:過去問3くらいの割合で勉強する
・短い時間で何度も繰り返す
・全ての選択肢を理解できるまで復習する
コツ①テキスト1:過去問3くらいの割合で勉強する
テキストを読むより、とにかく過去問を解きましょう。というのも、記憶を定着させるにはアウトプット学習(=過去問を解く)を多く行うことが大事だからです。
AIを活用したカリキュラムが特長の予備校「資格スクエア」の資料によると、インプット学習(=テキストを読む)とアウトプット学習の比率は1:3くらいが理想とのこと。
画像出所:資格スクエア『逆算思考の宅建士合格術』
独学で勉強していると「まずはテキストを丸暗記して、それから問題を解かなきゃ・・・」となりがちですが、それでは効率が悪いです。
「過去問を解く」→「分からなかった問題を復習して1つ1つ潰していく」というステップで勉強しましょう。
コツ②短期間で何度も繰り返す
過去問は短期間で繰り返して勉強しましょう。なぜなら1回にまとめて勉強するよりも、小分けに何度も勉強するほうが記憶に残るからです。
以下は通信講座大手の「スタディング」がおすすめしている勉強法。『エビングハウスの忘却曲線』という、人間の記憶に関する実験を応用した勉強法です。
画像出所:スタディング『短期間で集中的に繰り返すと記憶に定着する』
赤い部分のように、短い勉強を繰り返し行うことで記憶が定着しやすくなります。

コツ③全ての選択肢を理解できるまで復習する
過去問は全ての選択肢を理解できるまで復習しましょう。なぜなら、答えの選択肢だけ覚えても圧倒的に知識が足りないからですね。
「ある問題では正解じゃなかった選択肢の内容が、ちょっとアレンジされて別の問題では正解になる」というのはあるあるです。
ぜひ正解以外の選択肢もしっかりと復習して自分の力にしていきましょう。
スマホ派にはアプリや通信講座もおすすめ
本記事で紹介したのはすべて紙の問題集でした。でも分厚いテキストで勉強するのって大変ですよね。
とくに「ほぼ1日中スマホをポチポチやってます!」というスマホ中毒者に紙の本はキツイ。(わたしもそうでした)
そういう人は、アプリや通信講座で過去問を解くのもおすすめですよ。アプリならスタケン、通信講座ならスタディングが使いやすいです。
たとえばスタディングなら以下がスマホ1台で完結します。
・問題演習(時間を測れる)
・正解・不正解の記録
・間違えたポイントをメモる
・間違えた問題だけを自動で選んで復習する
布団で寝転がりながら過去問を解きたい人はぜひどうぞ。実際に使った感想を以下記事で紹介しているので、参考にしてくださいね!
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スタディング宅建士講座の評判・口コミ【実際に使って感じたメリット5つ】
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まとめ
最後に本記事で紹介した過去問題集5冊を再掲します。
ぜひ皆さんの勉強の参考にしてください!ただし、、、市販のテキストや過去問題集だけで合格するのは結構ハードルが高いです。
自力で勉強するのも立派ですが、無理せず通信講座に頼るのもアリです。わたしもテキストだけの勉強で挫折した後、通信講座のフォーサイトに切り替えて合格できました。
くわしくは以下記事にまとめているので、こちらもぜひご覧ください。
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【画像23枚で徹底解説】フォーサイト宅建講座の口コミ・評判
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今回は以上です。