宅建の過去問は何年分解けばいい?【量だけこなすのは逆効果】
[st-kaiwa2]次の宅建を受けます。合格するためには過去問を何年分、何周くらい解けばいいんですか?[/st-kaiwa2]
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・最低ラインは5年分×3周
・何年分とかより大事なこと2つ
・過去問演習のおすすめ教材3つ
[/st-mybox]
[st_af id=”709″]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
結論から伝えると、最低で5年分×3周くらいは勉強が必要です。ただし「量をこなせば大丈夫だろう」という気持ちで勉強しても、多分試験には受かりません。
[/st-mybox]
[st-kaiwa1]実際に宅建に一度落ちたわたしの経験をもとに、過去問の演習量についてお話ししていきます。[/st-kaiwa1]
過去問演習の最低ラインは5年分×3周
過去問は最低でも5年分は解きましょう。なぜなら1~2年分ではカバーできない知識が多いからです。
逆にたくさん解きすぎるのもNG。というのも宅建は「宅地建物取引士」になった2015年を境に問題が難しくなっているから。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
比較的かんたんだった2014年までの問題ばかり解くと、本番の難しさに対応できません。過去問は2015年以降のものを最低5年分以上解きましょう。
[/st-mybox]
実際に通信講座大手「資格スクエア」の記事でも、最低5年分を推奨しています。ぜひ参考にしてください。
また1周しただけで知識が定着することはありません。目安として、最低3周は解くのがおすすめです。
合格に必要な勉強時間は?
過去問の演習量とあわせて、合格に必要な勉強時間が気になる人も多いでしょう。勉強時間は以下を目安にするのがおすすめです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・初学者:400時間
・経験者:300時間
[/st-mybox]
[st-cmemo fontawesome=”st-svg-bigginer_l” iconcolor=”#9CCC65″ bgcolor=”#F1F8E9″ color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]
初学者とは不動産会社で働いた経験もなく、法律の勉強も初めての人です。
[/st-cmemo]
くわしくは以下の記事で解説しているので、興味がある人はぜひご覧ください。
[st-card myclass=”” id=”887″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
【真実】何年分・何周とかより大事なこと2つ
前章を読んで「5年分×3周解けばいいんだな!よし分かった!」と感じた人がいるかもですが、それは危険です。
なぜなら、そういう人は「量をこなすこと」が目的になってしまうからです。
何年分解くとか、何周解くとかよりも大事なことがあります。それが以下2つ。
[st-mybox title=”” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#4072B3″ bordercolor=”#4072B3″ bgcolor=”#F6F9FD” borderwidth=”1″ borderradius=”1″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・完璧に覚えるまでやる
・よく出る問題だけ解く
[/st-mybox]
①完璧に覚えるまでやる
いくら量をこなしても、覚えなければ意味がありません。宅建試験では「完璧に覚えるまでやる」ことが重要です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
「完璧に覚える」とは、選択肢を読んで10秒で正しいか間違っているかが判断できる状態です。
[/st-mybox]
宅建の試験本番では2時間で50問を解かないといけません。だいたい、1つの選択肢を30秒くらいで判断するペースです。マークシートをぬる時間などもあるので、実際は1つの選択肢を10~20秒くらで処理しないといけません。
以下のように勉強していませんか?
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
「2択までしぼれて、勘で当たった」
「5分くらい考えてようやくわかった」
[/st-mybox]
こういう状態を「覚えた」とは言いません。もし3周しても覚えていないようなら、5周でも10周でも繰りかえさないとダメです。
②よく出る問題だけ解く
そもそも過去問は全部解く必要はありません。
なぜなら試験問題には「5~6年に1回くらいしか出ない問題」なんかも含まれているからですね。
合格するためには「毎年聞かれるような問題」だけを解くのが望ましいです。
だから過去問の教材は「年度別の問題集」ではなく、「よく出る問題を、分野別にまとめた問題集」を使うのがおすすめ。具体的におすすめできる教材を次章で紹介します。
過去問演習におすすめの教材3つ
過去問の演習におすすめできる教材は以下3つです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・過去問題集
・通信講座
・スマホアプリ
[/st-mybox]
1:過去問題集
まずはオーソドックスな紙の問題集。とくにおすすめなのは『みんなが欲しかった!宅建士の問題集』です。
試験によく出る問題が、分野別にまとまっていますよ。この他にもいくつかおすすめの過去問題集があります。以下記事でまとめて紹介しているので、あわせてご覧ください。
[st-card myclass=”” id=”916″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
2:通信講座
2つ目は通信講座。スマホで問題を解けるので「紙の本だと眠くなりそうで不安」「ベッドで寝転がりながら勉強したい」なんて人には通信講座がピッタリです。(わたしもそうでした)
宅建の通信講座を知りつくしたわたしが、おすすめ3社を厳選した記事を書いています。興味がある人はぜひ読んでください。
[st-card myclass=”” id=”511″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
[st-kaiwa1]スマホとの相性が最も良いのはスタディング。紙のテキストがなく、全ての勉強がスマホ1台で簡潔します。[/st-kaiwa1]
3:スマホアプリ
3つ目はスマホアプリ。完全無料のものから、数百円~数千円の課金で問題が買えるものまでさまざまなアプリがあります。
わたしがおすすめするアプリは以下5つ。
[st-mybox title=”” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#4072B3″ bordercolor=”#4072B3″ bgcolor=”#F6F9FD” borderwidth=”1″ borderradius=”1″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・スタケン
・SmartAI(TAC)
・資格の大原
・ユーキャン
・宅建過去問2021【完全無料】
[/st-mybox]
こちらも別記事でくわしく解説しています。
[st-card myclass=”” id=”972″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
まとめ
「宅建の過去問は何年分解けばいいか?」という疑問にお答えしてきました。記事のポイントを整理します。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・最低でも5年分×3周は解こう
・ただし「量をこなすこと」が目的になるのはNG
・完璧に覚えるまでやる&よく出る問題だけ解くのが大事
・過去問のおすすめ教材は、問題集・通信講座・スマホアプリ
[/st-mybox]
過去問演習のポイントが分かったら、あとは行動あるのみですね。何周分解くかで悩むより、実際に問題を解きまくった方が合格率がアップします。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
厳しい言い方ですが、この記事を読んでも「過去問はもうちょっと勉強してからでいいかな。大変そうだし」ってテンションの人は、多分合格できません。(昔の自分がそうだったから)
[/st-mybox]
あなたと一緒に宅建を受ける人は20万人以上います。そんなライバルに勝つには、今日から勉強を始めるしかありません。
紙のテキストでチャレンジする人は「おすすめ過去問題集5つ」を、通信講座を試してみたい人は「おすすめ通信講座3つ」を参考に、今日から勉強しましょう!
今回は以上です。